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IT業界でのフリーランス(個人事業主)としての働き方

――転職以外の手段として、個人事業主いわゆるフリーランスという働き方があります。フリーランスは企業に雇用されずに、業務委託という形でお仕事をする形態です。

目次

はじめに:フリーランスのメリットやデメリット

メリット
①お仕事を自身で選べます
②働き方の自由度が高い
③高収入

デメリット
①契約が切れると収入が0になる可能性がある
②確定申告が必要
③営業やスケジュール管理も自分で行う必要がある

1. どんな職種がある?

IT業界では、以下のような職種でフリーランスが活躍しています:

  • エンジニア(開発系):Webアプリやシステムの開発、保守
  • インフラエンジニア:サーバー構築、クラウド環境の整備など
  • デザイナー:UI/UX設計やWebデザイン
  • Webディレクター/PM:案件の進行管理、クライアント対応
  • マーケター:SEO対策、SNS運用、広告運用など
  • ライター/編集者:ITメディアや企業のコンテンツ制作

プログラミングスキルが必須の仕事もあれば、未経験でも挑戦できる職種も存在します。

2. どうやって仕事を見つけるのか?

フリーランスとして仕事を得る方法は主に以下の4つです:

  • フリーランス専門エージェントを活用
    例:レバテックフリーランス、ギークスジョブなど
    スキルや希望条件に合った案件を紹介してくれ、契約交渉も代行してくれるので初心者にも安心。
  • クラウドソーシングを利用
    例:クラウドワークス、ランサーズ
    小規模な案件も多く、未経験者の実績作りにも向いています。
  • SNSやポートフォリオサイトで営業
    自分のスキルや実績を発信し、クライアントから直接依頼を受けるケースもあります。
  • 過去の人脈を活かす
    前職や知人の紹介などから継続的な仕事につながることもあります。

転職などで正社員経験を積み、ご自分の専門性を高めていきたいというときの手段として、フリーランスは有効です。

ただデメリットにも上げた通り、収入が不安定であり、かつ成熟したスキル、専門性を求められます。

正社員の、たとえば、営業職であれば、契約は1件も取れなかったとしてもお給料は毎月振り込まれますが、成果報酬型の営業フリーランスであれば、契約が0であれば、報酬も0です。

安定性を求めるなら転職(正社員)、専門性を高め自身のスキルを活かしたいのであれば、(フリーランス)がおすすめですが、、、、


3. ハイブリットの働き方

平たく言うと副業です。

平日週5日 9時~18時までは正社員として働き、

空いた時間、土日はフリーランスとして業務委託でお仕事をする。

でも簡単な案件を受注し、少しずつ実績とスキルを高めていきます

4. 本業の副業化

これは本業をしつつ、同業の副業をするという”わけではありません”

多くの企業の就業規則には競業避止義務というものがあり、基本的にこれはタブーです。

おすすめは、過去、経験のある仕事を副業として行うこと。

もしくは現在転職を予定していて、別業種や別業界に転職するとして、

今のお仕事を副業として続ける、ということ。

これであれば、実績は既にあり、お仕事も受注できます。収入も早めに確保できるでしょう。

5. フリーランス新法

2024年11月にはフリーランス新法と呼ばれる

フリーランスの取引に関する 新しい法律「フリーランス・事業者間取引適正化等法」が 20施行され、認知度も高まっています。

求人などで社員ではなく、業務委託という形態のものも増えており、フリーランス新法も相まって、これからどんどん身近になっていく働き方です。


おわりに

フリーランスは「自由な働き方」の代名詞のように語られることもありますが、実際には自立した働き方であり、スキル・自己管理・営業力が求められます。

 しかし、しっかりと準備し、少しずつ経験を積めば、会社に縛られない自分らしいキャリアを築くことができます。

まずは、興味のある分野で小さな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

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